ため池氾濫解析ソフト SIPOND®
SIPOND(エスアイ・ポンド)とは
SIPOND(エスアイ・ポンド)はため池が決壊した場合の浸水想定区域を算定するための解析ソフトです。
- ため池ハザードマップ作成の手引き※1に対応しています。
- 単独決壊※2だけでなく、連鎖決壊※3や同時決壊※4の浸水想定が可能です。
- ため池防災支援システム※5に接続し、ため池諸元情報のダウンロードや浸水想定区域のアップロードが可能※6です。
※1 ため池ハザードマップ作成の手引き:平成 25 年 5 月 農林水産省 農村振興局 防災課 発行
※2 単独決壊とは、1つのため池が決壊することです。
※3 連鎖決壊とは、上流のため池が決壊し、決壊した水が下流側のため池に流入することで連鎖的に決壊が発生することです。
※4 同時決壊とは、同一地区の複数のため池が同時に決壊することです。
※5 ため池防災支援システムについてはこちら(農研機構ホームページ)をご確認ください。
※6 ため池防災支援システムのIDとパスワード、インターネット接続が必要です。
SIPONDの詳しい情報はSIPONDポータルサイトをご覧ください。
SIPONDの試用版をダウンロードすることができます。
農研機構が推奨する新・ため池氾濫解析ソフト
- 農研機構の「ため池DBハザードマップ簡易氾濫解析機能版」の後継ソフトとして農研機構監修のもと新たに開発されました。
- 連鎖決壊※1の解析アルゴリズムをSIP※2の取り組みにより農研機構と共同開発※3しました。
※1 連鎖決壊とは、上流のため池が決壊し、決壊した水が下流側のため池に流入することで連鎖的に決壊が発生することです。
※2 SIPとは、総合科学技術・イノベーション会議が自らの司令塔機能を発揮して、府省の枠や旧来の分野の枠を超えたマネジメントに主導的な役割を果たすことを通じて、科学技術イノベーションを実現するために新たに創設するプログラムです。(出典:内閣府ホームページ)
※3 連鎖決壊解析に関する解析アルゴリズムは特許登録済[特許第6793924号(農研機構、ニタコンサルタント株式会社)]です。